初めてのネイルサロン開業で知っておきたい「内装」と「サロンインテリア」
サロンの開業においては技術力だけでなく、「空間づくり」も重要です。
お客様が心地よく過ごせるサロンをつくることで、リピート率が上がり、ブランド力も向上します。
今日は、「世界観をつくるためのブランディング」 について、3つのポイントをご紹介します。
もくじ
1:サロンの内装・インテリアは一貫性が重要
ネイルサロンの成功には、「居心地の良さ」が欠かせません。
人気サロンは、技術力はもちろん、空間の雰囲気やコンセプトを明確にし、一貫性をもたせた店づくりをしています。
例えば…
- リラックスできる癒し系サロン → ナチュラルな木目やアースカラーを基調に
- 忙しい女性向けの時短サロン → シンプルで清潔感のあるミニマルデザイン
- 若い女性向けのトレンドサロン → ポップな色や流行を意識したインテリア
- 男性向けネイルサロン → シックなモノトーンや無駄を省いたデザイン
内装やサロンインテリアは、コンセプトやターゲットによって、180度変わります。
テーマに合わないインテリアは違和感を与えてしまいます。
例えば、ナチュラルがコンセプトなのに、シャンデリアや黒革のソファがあるとチグハグな印象になるように、デザインには一貫性が重要です。
また、ネイリストの制服もサロンの世界観に影響します。
サロンの雰囲気と調和したスタイルを意識しましょう!
2:イスにはお金をかけるべし
お客様が最も長時間触れる家具は「イス」です。
座り心地が悪いと、満足度が下がりリピートにも影響します。
✔ イス選びのポイント
- リラックスできる座り心地 → 長時間座っても疲れにくい設計
- ひじの位置を調整できる → 施術中に腕が疲れない高さにする
- 足元に台を設置する → 体勢を楽にするためのサポート
ネイルサロンでは、お客様が長時間手を前に出した姿勢になるため、疲れにくい環境づくりが大切です。
予算にメリハリをつけるなら、イスにはしっかり投資しましょう!
「内装では、予算をかけるところと、かけないところのメリハリが必要」です!
3:自宅サロンは「生活感ゼロ」が鉄則
自宅サロンの場合、「生活感をなくすこと」が大前提です。
「家にあったから」という理由でサロンのインテリアにしてしまうと、一気に生活感が出てしまうので注意。
☑ 避けるべきアイテム
- 100円ショップのハンドソープやタオル
- 生活感のある収納や突っ張り棒
- 家庭用の家具や装飾
☑ 取り入れたい工夫
- 統一感のあるブランドでそろえる(サロン感UP)
- 香りや清潔感にも配慮(生活臭を排除)
- 防犯対策を万全にする(住所の公開は慎重に)
まとめ
ネイルサロンの内装やインテリアは、「世界観の一貫性」「快適なイス選び」「生活感ゼロの徹底」がポイントです。
お客様がリラックスできる空間をつくり、サロンの魅力を最大限に伝えましょう!
開業プロデュースでは、あなたらしさを活かしたブランディングやサロンスタイルを提案します。
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ネイルマックス4月号
「マニキュアリストに必要なセンスとは」38ページ掲載
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