ネイルサロン接客中の会話がうまくできない方へ
ネイルは好きだけど、お客さまと何を話したらいいか悩む・・
会話を盛り上げなければ!と思うとつらい・・
こんにちは、川上笑子です。
「ネイルは好きだけど、お客様との会話が苦手」というネイリストさんも多いですよね。
その気持ちは、すごく分かります。
私も以前、お客さまから「えみさんは接客業が向いてるって感じではないわよね!」と言われたことがあるからです。
でも、それでいいんですって。笑
今日は、私の失敗談も交えながら、接客中にうまく会話ができないと悩む人へ話していきますね。
話しをしたくないお客さんからのクレーム・・
お客さまの中には「話しをしたくない」という人もいます。
しかし私はそのことに気づかずに、クレームを頂いたことがありました・・・
ジェルネイル施術のあとにハンドマッサージを行いました。ハンドケアのポイントやお手入れ方法について説明しました。
喜んでいただけると思っていたら、頂いたお客様アンケートには,,
「マッサージの時は静かに過ごしたかった。」と、書かれていました。
ガーンと頭を打たれたような衝撃がありました。
お客さまも頑張って説明を聞いたり、うんうんと相槌を打ったりしてくれているんだ・・
この出来事は、自分の接客を見直すきっかけになりました。
中身のない質問をされる位なら、無理に話しかけてこなくていい
『中身のない質問をされる位なら、無理に話しかけてこなくていい』
そう言うお客さまも、想像以上に多いです。
「この後どこか行くんですか~?」 「今日はお休みですか~?」という質問がわずらわしい、、
あなたもそんな経験がありませんか?
会話は最低限で、静かにリラックスしていたい、というお客さまもたくさんいらっしゃいます。
以前いっしょに働いていたネイリストは30代後半、若手のスタッフのようにわいわいと話を盛り上げることができずに悩んでいました。
しかし、年配のお客さまから「静かでリラックスできた」「居心地がよかった」と声をかけられ、自分の接客スタイルに自信を持てるようになっていきました。
ちなみに、私の妹は「サロンでは会話したくない派」です。
同じ美容院に5年間通っていますが、理由は「話したくないのをわかってくれて、話しかけてこないから」だそうです。こんな人もいるのです笑
話したい人もいれば、静かにしていたい人もいる
『お客さまとお話しなきゃ!』と頑張って話しをしているなら、もう辞めても大丈夫です。
話したい人もいれば、静かにしていたい人もいるのです。
会話をしようとするよりも、説明をする
はじめて会うお客さまで、話したい人なのか静かにしていたい人なのかわからない場合は、この一つを意識して行ってください。
『いま作業している工程を、説明する。』
- ファイリングするときは「爪の長さを短くしますね」
- ダストブラシをかけるときに「余分な粉を落としていきますね」
今やっている作業を、ひとことだけ説明する。
お話ししたいお客さまなら、会話の糸口にして話しかけてきて下さいます。
お話をしたくないという方は、短い返答やうなずくだけの方が多いです。
作業を説明することを糸口とし、お客さまがどう接してほしいかを見極めることができます。
興味のない質問に受け答えをして気疲れしてしまうのは、お客さまも同じ。
どう接したらいいか分からない時は、作業工程を説明し、お客さまの反応をみながら話しのペースを変えてみましょう。
開業するなら、打ち出し方を一工夫しよう!
会話が苦手なのに、無理をしていては長続きしない。
置かれた場所で咲くことに努力するより、自分を活かせる場所に移ればいい。私はそう考えます。
サロンに勤務しているならお客さまを選ぶことはできませんが、開業するなら別です。
「こんな人が来てくれたら嬉しい」というお客さまを集めるようにすればいいのです。
逆にいうと、苦手なお客さまが来ないように集客するのです。
そのためには、ブログやホームページ、snsで発信するに文章を工夫します。
静かに過ごしたい人に来て欲しいなら、「会話をせずに、ゆっくりしたい方歓迎」「静かにリラックスできるネイルサロン」という打ち出し方で発信するのも手!
発信する内容を工夫をすると、本当に集まるお客さまは変わってきます。
苦手なお客さまよりも、来て欲しいお客さまにたくさん来てもらえたら嬉しいですよね!
毎日がより楽しく、自然体で仕事をすることができるよう努力をしていきましょう。
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